任意整理とは何か?ポイントを押さえて解説。

任意整理について 任意整理のメリット・デメリット 任意整理の流れ 任意整理の費用 Q&A

任意整理の基本的なコト

任意整理は借金を負けてもらうというコト
任意整理というと堅苦しい印象を持ってしまいますが、意味は簡単です。要するに金融会社に「借金を負けてもらう」ことが任意整理といえます。ですので、100万円の借金が50万円になったりします。ただし、この負けてもらう金額についてはアバウトではなく、法律に基づいて決まります。
利息制限法という法律が借金減額のミソ
任意整理は借金を負けてもらうといいました。よく電気屋さんで他の店の方が1万円安かったよと言うと負けてくれることがあります。金融の場合は利息制限法という法律に規定されている金利に直して本当に支払うべき借金の額を計算して負けさせます。
任意整理は利息も負けてもらう
任意整理は今後の利息は不要となるのが一般的です。例えば、何らかの理由(借り入れ期間が数ヶ月など)でほとんど減額にならない場合でも、今後の利息は不要となるので毎月の返済負担は格段に減ります。

例をあげると200万円の借金を金利29.2%で借りていた場合は毎月12万円程度の返済金が必要です。それが利息不要となるだけで約8万円でOKとなります。

任意整理を法律的に見ると…

消費者金融は法に則って営業してる…が、
消費者金融では29.2%が金利の上限となっています。しかし利息制限法では最高で20%しか認めていません。消費者金融は一見すると違法っぽく見えますが、出資法という法律の上限金利は29.2%と規定されているのです。これは「特定の条件をクリアすれば29.2%まで金利を取ってもOKですよ」ということで消費者金融は法に則って営業しているのです。
グレーゾーンと呼ばれるワケ
利息制限法で規定している上限金利20%と出資法で規定している29.2%。この20〜29.2%の間をグレーゾーン金利と言われています。この金利帯で貸すためには特定の条件(貸金業規正法のみなし弁済規定)をたくさんクリアしなければならないのですが、判断が微妙だったためにグレーゾーンと呼ばれていました。その条件の中でで「この金利に納得して返済しているか」という(支払いの任意性という)条件をクリアしていないと2006年の1月に最高裁判所で判決が出たために、よりグレーゾーンが濃いものとなったことは否めません。

払いすぎた利息を取り戻す

なんとお金が戻ってくる??
任意整理は借金を負けてもらう整理方法ですが、本当に支払うべき借金の額が逆に支払いすぎてしまっていたということってあるのです。じゃあどうするかとなると、払いすぎた分は返してもらいましょうというのが人情でしょう。これを過払い金と呼んでいます。この過払い金が発生している場合は弁護士などが入ると業者が"任意"で返還してくれるのです。お店で1000円の弁当を間違えて10000円札で払ってしまって、後日それに気づいて9000円を返してもらうという意味に少しだけ似ています。
専門家を通さず個人で過払い請求をやる
任意整理は弁護士などの専門家に任せるのが一般的です。と言っちゃうと「個人では出来ないとか」とお叱りを受けそうですので少し説明。先の説明にあったように最高裁で「この条件じゃ29.2%は取っちゃいけないでしょ」と判決が出た影響で個人でも、任意整理というよりも過払い請求がやりやすい環境になりました。ただ〜し、相手(消費者金融)はプロですので、過払い請求をしようとしても、うまくかわされてしまう可能性はあります。でも、中にはしっかりと勉強して返還させたという人もゴロゴロといるのも事実です。
やはりシンドイ、個人での過払い請求
個人で過払い請求をやるには【知識】と【時間】と【少しの勇気】が必要でしょう。過払い請求を個人でやるには業者に過去の取引の明細を請求する必要があります。で、次に払いすぎているかの計算をします。その結果、過払い金が発生していれば、ほとんどの業者に対して裁判(過払い金返還訴訟)を起こす必要がでます。個人で全部やらなければならないので、チャレンジャー精神がないと、やはりシンドイかもしれません。
専門家に任せるメリット
弁護士や司法書士は任意整理を代理でやってくれる心強い味方です。【どの業者から】【いつから】【どれだけ】借りているかがわかれば十分に対応できます。任せてしまうと、あとは時間(3〜6ヶ月)が解決するといった具合です。また専門家に依頼すると、各業者に「私が債務整理を委任しましたよ」と通知してくれます。この通知後は取り立ては一切無くなります『完全お任せ』と『取り立て停止』はメリットとしてかなり大きいものです。

気になるブラックリスト問題

任意整理のブラック期間
どの整理方法でも信用情報機関に事故情報(ブラック)がつくのですが、任意整理の場合は【5年】で消えるとされています。事故登録されるタイミングですが、任意整理の場合は業者によりマチマチです。概ね3パターンあり【延滞発生時】と【弁護士介入時】と【債務整理支払い完了時】となります。延滞発生時と弁護士介入時に登録されれば、通常は5年のブラックですが、債務整理支払い完了時となってしまうと、通常返済が3年かかりますので最大で8年間はブラックとなっていまいます。個人的には8年くらいブラックの方がお金がたくさん貯まって良いと思うのですが、どうでしょうか?
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